技能検定とは

技能検定試験とは、働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度です。
機械加工技能検定では、いろいろな種類の機械加工 の技能と知識を検定し、一定レベル以上の専門知識と技能を持っていることを証明しています。機械加工技術は、手先の器用な日本人の誇れる技術として、機械ではできない微妙な機械加工を行えることが有名で、世界的にも評価の高い分野です。手に職をつけたいと考えている人や手先が器用な人、細部までこだわりを 持って仕事ができる人に向く資格です。
技能検定は昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、平成26年4月現在114職種について実施されています。

※当サイトは情報提供サイトになります。
試験に関するご質問・お問い合わせは厚生労働省までお願いします。

厚生労働省ホームページ

技能検定の実施機関

技能検定は、国(厚生労働省)が定めた実施計画に基づいて、試験問題等の作成については中央職業能力開発協会が、試験の実施については各都道府県がそれぞれ行うこととされています。
また、各都道府県の業務のうち、受検申請書の受付、試験実施等の業務は各都道府県職業能力開発協会が行っています。

技能検定の等級区分

現在、特級、1級、2級、3級に区分するもの、単一等級として等級を区分しないものがあります。
それぞれの試験の程度は次のとおりです。

技能検定の合格者

技能検定の合格者には、厚生労働大臣名(特級、1級、単一等級)または都道府県知事(2級、3級)の合格証書が交付され、機械加工技能士と称することができます。
また、技能検定合格者には、他の国家試験の受験や資格取得に際して特典が認められる場合があります。

試験内容

試験は、検定職種ごとに実技試験及び学科試験が行われます。
試験内容は、国の定めた試験基準に基づいています。検定職種の一覧及び各職種毎の試験基準については厚生労働省ホームページでご確認下さい。
実技試験は、原則として、試験日に先だってその課題が公表されます。試験時間は概ね4~5 時間で、職種によっては、標準時間と打切り時間が定められています。また、職種によっては、実際的な判断等を試験するために要素試験、ペーパーテストが行 われます(この場合、試験問題の事前公表はされません)。

合格基準

合格基準は、100点を満点として、原則として実技試験は60点以上、学科試験は65点以上(基礎級では60点以上。)です。
実技試験を作業試験に加え、要素試験やペーパーテストも行う職種については、各試験別に合否の基準が設定されております。詳しくは厚生労働省のホームページでご確認下さい。

試験日程

平成25年度技能検定日程表

区 分 前 期 後 期
実技関係 学科試験 実技関係 学科試験
作業(要素)試験・
ペーパーテスト
作業(要素)試験・
ペーパーテスト
実施公示 平成27年 3月 2日(月) 平成27年 9月 1日(火)
受検申請
受付
〃  4月6日(月)~ 
〃  4月17日(金)まで 
〃 10月 5日(月)~ 
〃 10月16日(金)まで 
実技
試験
問題
公表
〃  5月27日(水) 〃 11月25日(水)
期間
実施
〃  6月 3日(水)~8月9日(日)
〃  6月 3日(水)~9月8日(火) 
〃 12月 2日(水)~ 
平成28年 2月14日(日)まで 
学科試験
統一実施日
平成27年

〃 8月23日(日)
〃 8月30日(日)

〃 9月 6日(日)
平成27年
〃 7月19日(日)
〃 8月23日(日)
〃 8月30日(日)
〃 9月2日()
〃 9月6日()
平成28年
〃 1月17日(日)
〃 1月24日(日)
〃 1月31日(日)
〃 2月3日(水)
平成28年

〃 1月24日(日)
〃 1月31日(日)
〃 2月3日(水)
〃 2月 7日(日)
合格発表 平成27年 8月28日(金)★・ 10月2日(金) 平成28年 3月11日(金)

★金属熱処理及び写真を除く3級職種が対象
詳細はコチラでご確認下さい

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